2010年9月1日水曜日

薬その2

抗精神病薬として大日本住友製薬の「ルーラン」があります。
主成分はペロスピロンの塩酸塩水和物です。
認知症や精神病による幻覚や幻視など様々な症状に対して効果を発揮します。
脳の中のドーパミンを遮断して興奮状態を抑え、セロトニンを遮断して無動行動やけいれんを抑えます。
副作用として、手のふるえや筋肉のひきつり、不眠やねむけ、錐体外路症状などの精神症状が一般的にあります。
まひや嚥下困難、けいれん、筋肉障害、悪性症候群などの思い副作用もごくまれにあります。

他にも抗精神病薬として日本イーライリリーの「ジプレキサ」があります。
統合失調症を始めとして認知症やうつなど様々な精神症状に効果があります。
高ぶった気持ちや不安感を鎮めて心身を落ち着かせる作用があります。
脳の中の神経伝達物質であるドーパミン、セロトニン2つの物質を抑制して症状を抑えます。
不安感やうつ状態を軽減してさらに再発予防効果もあります。

抗精神病薬の新薬として大塚製薬の「エビリファイ」があります。
2006年に発売された薬です。
統合失調症を始めとして認知症やうつなど精神病に効果を発揮します。
主成分は「アリピプラゾール」です。
従来の抗精神病薬の進化系で副作用を少なくした薬です。
興奮や不安、緊張状態を和らげて、何に対してもやる気が無く興味を持たないという精神状態を改善します。
神経伝達物質のドーパミンの取り込みが過剰なときはブロックして、逆に不足しているときには補う力がこの薬にはあります。
従来の抗精神病薬の副作用としてあった「ふるえ」や「こわばり」がこの薬には副作用としてないこともポイントです。


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